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入場無料

如実曲径/私たちのラビリンス

李明維(リー・ミンウェイ)
ジャンル
パフォーマンス
日時
2021.10.30 (土) - 11.14 (日) 14:00-17:00 GMT+9
公演時間 14:00-17:00(ただし10月30日のみ14:30-17:30)
開館時間 11:00-18:00(金・土は20時まで開館
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)、年末年始、その他館が定める日
会場
東京大学総合研究博物館JPタワー学術文化総合ミュージアム[インターメディアテク](KITTE 2・3階)
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ミャンマー旅行がきっかけとなり、李明維(リー・ミンウェイ)に『如実曲径/私たちのラビリンス』創作のインスピレーションが沸いた。ミャンマーの人たちは、お寺や神社、仏塔に入る前、履物を必ず脱ぐため、訪れる人に神聖な空間を感じてもらえるよう、ボランティアたちは掃除をおこたらない。作品では、ダンサーが心の中にある曲がりくねった道をたどるようにして展示場を歩き、散らばった米をほうきで掃くように動かす。ダンサーの動きは来場者に影響されてしまうかもしれないが、常に静黙を保ち、周囲を感知しながら動き続ける。
ダンサーが籾の前に立ち、パフォーマンスを始めるとき、自分の内心世界と向き合う。それは、花が咲き、満開となり、枯れることを、季節のリズムの中でゆったりとしたダンスと動きで体現している。この90分間の「パフォーマンス」は空間と同期しており、心の中に咲く花はダンサーが見ている人に捧げる贈り物でもあり、ひとつの祈りの姿を示している。
『如実曲径/私たちのラビリンス』は、ダンサーが見ている人に捧げる贈り物。このアートサイトを探索する人々に、身も心も澄み切った空間を提供する。
GALLERY ギャラリー
撮影 © Stephanie Bergerzoom icon
撮影 © Stephanie Berger
ミャンマー シュエダゴン・パゴダ。2014。zoom icon
ミャンマー シュエダゴン・パゴダ。2014。
ミャンマー シュエダゴン・パゴダ。2014。zoom icon
ミャンマー シュエダゴン・パゴダ。2014。
ミャンマー シュエダゴン・パゴダ。2014。zoom icon
ミャンマー シュエダゴン・パゴダ。2014。
Gallery photo
李明維(リー・ミンウェイ)
李明維(リー・ミンウェイ)
1964年、台湾生まれ。ニューヨークとパリを拠点としている。卒業後、招かれてホイットニー美術館で個展を開催。インタラクティブなコンセプチュアル・アートに基づく空間インスタレーションが評価され、ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズ、ボストン・グローブ等で数度にわたって紙面一面で紹介された。

見知らぬ人との交流において、互いが次第に親しくなっていくプロセスと自己意識の目覚めとの間で、信頼と親密さのテーマを探っていくのを得意としている。衣食住や睡眠などの日常生活を通し、日々の出来事の核心を探っていく。それを様々な方法で記録することで、参加者主導の対話がパフォーマンスの中で進行し、パフォーマンス自体がより豊かになり、より見る人に対し開かれたものとなる。
主催|東京大学総合研究博物館JPタワー学術文化総合ミュージアム[インターメディアテク]

クリエイター|李明維(リー・ミンウェイ)
パフォーマー|曽根文、久世龍五郎、鈴木ユキオ、後藤茂、雑賀七菜